ナミュール高野調教師「いい状態ならば、これくらいはできる。安田記念は自ら招いた不利」

春のうっ憤を晴らす快走だった。ヴィクトリアマイル（７着）、安田記念（１６着）とスムーズさを欠いて不完全燃焼に終わったが、
今回は中団から馬群を割って伸びて残り１ハロン地点で早くも先頭。直線では外からレッドモンレーヴが追い上げてきたが、最後までかわされる気配はなかった。

能力の高さに胸を張るのは管理する高野調教師も同様だ。「いい状態ならば、これくらいのパフォーマンスができるんです」と切り出すと、
「ヴィクトリアマイルはともかく、安田記念は自ら招いた不利だと思っています。
ポジショニングもそうですし、エンジンがかからないうちに、ああなってしまいました。
その点、今回は前回よりもずっと体調面は良かったですから、
いい結果が出て良かったです」と安堵の表情を見せた。

「距離のレンジは広いと思っています。オークスでもエリザベス女王杯でも好走していますので。
中距離も、２４００メートルも選択肢には入るでしょう。
これだけのいい馬ですし、ぜひＧⅠの勲章をつけてあげたいと思っています」と熱い思いを語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/133afbf8f8c84460a3419e1049277fc2df75be97