“千直の王”ライオンボスが登録抹消　川崎競馬に移籍

　19年のアイビスSD(GIII)に優勝したライオンボス(牡8、美浦・和田正一郎厩舎)が2日、JRAの競走馬登録を抹消した。なお、同馬は川崎競馬に移籍する予定。同日、JRAがホームページで発表した。
　ライオンボスは父バトルプラン、母ウーマンインレッド、母の父ステイゴールドという血統。
　本馬は17年10月に東京競馬場の2歳新馬戦でデビュー。3戦は勝ち上がれなかったが、翌年2月に小倉競馬場で行われた2歳未勝利戦で初白星を飾った。同年7月には500万下(現・1勝クラス)を勝利するも、その後3戦は再び勝てず。しかし、19年5月の邁進特別で本馬にとって“最高の舞台”となる新潟・直線1000mに初出走して圧勝。そこから一気に3連勝でアイビスSDを制した。 通算成績は29戦6勝。そのうち4勝は新潟・直線1000mでのものだった。
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