【競馬】矢作師「ワグネリアンがすべて。ワグネリアン以降の彼がジョッキーとして円熟の時を迎えてきた」

福永騎手と挑む菊花賞は15年リアルスティール以来、5年ぶり。矢作師は騎手に全幅の信頼を置く。

矢作師　少なくともあの馬に関して言えば、何も言うことがない。たとえデットーリ、ライアン・ムーアがいても、福永祐一だと思っているよ。それだけ信頼関係ができている。馬と人が一番大事なのは信頼関係だからな。

福永騎手が管理馬に初めて乗った06年から、多くの馬の騎乗を任せ、成長をそばで感じていた。

矢作師　ワグネリアンがすべてだと思う。ワグネリアン以降の彼がジョッキーとして円熟の時を迎えてきたと思っている。（最初は）乗れるんだけど頼りない感じがあったな。福永洋一の息子という十字架みたいなものを背負い、それが重かっただろう、大変だったろうと思う。けど、うまくなりたい、そのための努力をしているというのを、何かしゃべっている時に感じた。以前より信頼は格段にアップしていると思う。
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