【競馬】東スポ記者がサウジCの現場の大混乱に苦言 怒号が飛び交い、レース後も収束不能な状態に

1: 名無しさん@実況で競馬板アウト 2024/02/26(月) 22:07:36.31 ID:m1mwxIVL0
 サウジカップの当日で、現地の混乱ぶりは尋常でなかった。

 メインのサウジカップの時刻になると、一般の観客か主催者側の関係者か分からない人だかりでごった返し、パドック周辺からとりわけゴール前付近は混乱を極めた。カメラマンの多くもいつもの場所で撮影することが許されず、やがて怒号が飛び交う押し問答はゲートが開いた瞬間にピークを迎えた。

 記者は今回、たまたま背中に〝OFFICIAL〟と書かれた黒ビブスを割り当てられたが、サルマン皇太子がプレゼンターを務める表彰式の直前には改めてセキュリティーチェックを受けなければならず、レース後も収束不能状態だった混乱のため、ついに表彰台近くに足を運ぶことができなかった。

 名実ともに世界のビッグレースの仲間入りを果たしたが、果たしてそれにふさわしい成熟度か?というと少々疑問が残った。幸い、ケガ人などの話は出ていないが、お国柄と許せる側面はあるにせよ、馬券を売るうえでの最低限の公正確保にすら危機感を抱いてしまう。

 今年は日本馬がレモンポップとウシュバテソーロの初対決なら、BCクラシックの勝ち馬ホワイトアバリオやペガサスワールドカップ勝ちのナショナルトレジャーなど米国馬の本気度も高く、レベルは過去一番といっていいほど。伏兵視されていたとはいえ、セニョールバスカドールの優勝はリスペクトに値する。

 一方でホワイトアバリオは1番人気に支持されるも10着に大敗。これに関しても、コース入りが予定されていた前日調教で姿を現さず、主催者からは特にアナウンスなし。取材しようにも厩舎地区などメイントラック以外の調教は報道陣シャットアウトなのだから、自国で馬券発売がないとはいえ(サウジで賭け事はご法度)、最低限の情報開示はやはりされてしかるべきだし、JRAからもそうした働きかけがあってほしい。

 一概に取材する側の立場から苦言を呈すつもりはないが、世界最高額の総賞金2000万米ドルを背景に今後もますます注目を集めるであろうサウジカップ。勝ち馬の価値をそれにふさわしいものにするためにも、施行の安全確保や情報発信といった、よりファンに愛される興行に成熟してほしいと願うばかりだ。

立川 敬太

https://news.yahoo.co.jp/articles/a0ac5660b518054f161cdeda2abe17d60a09d73c


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Source: 競馬総合まとめ速報

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